20151212『超』悪玉コレステロールの新常識
Last update 20151213
◆◆◆◆◆2015年12月12日 ≪Dr.プラス≫より◆◆◆◆◆
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冬の突然死を防げ!知らないと危険★★★★★ 『超悪玉コレステロール』の新常識!
『血管の劣化』
血管老化の真犯人“超”悪玉コレステロール!簡単㊙調理法で冬の家族を守れ!
12月に増える危険!血管老化と超悪玉コレステロールの新常識!
自分の体なのに自覚が持てない血管の衰え、でもこれが心筋梗塞や脳卒中などの引き金にな る。例えば、血管の劣化による突然死は、心臓が原因のものだけでも、年間6万5000人、 一日で約180人もの人が亡くなっているそうです。
そんな突然死が急増する、危険シーズンが“冬!!”
寒くなるこの時期に、日常の至る所に突然死の危険が潜んでいると警鐘を鳴らすのが
「血管年齢」の指標を生み出した、血管の世界的権威
東京医科大学病院 健診予防医学センター 高沢 謙二 センター長
■『超』悪玉コレステロール
心筋梗塞、脳卒中の危険が非常に高くなる、悪玉コレステロールを超える、血管劣化の真
犯人『超悪玉コレステロール』!
この超悪玉コレステロールは、日常の意外な行動が引き金になっている。
その超悪玉コレステロールを撃退する食材が『玉ねぎ』。ただし、そのまま食べるのではな く、一手間加えると、血管若返りのスーパーフードに大変身!
この血管若返りの新常識を二つご紹介!!
■年末年始に潜む、血管のリスクチェック
1.年末は、家族の帰りが遅い
2.大掃除は、完璧にして新年を迎えたい
3.夜、トイレが寒い
4.つい食べ過ぎるけど、コレステロールは極力控えている
いくつ当てはまりますか?
実は、この全てに、突然死の危険が潜んでいるのだそうです。
では、どんな危険があるのかというと、
◎年末に多いリスク1:寝不足状態の場合
一日中、血圧が高い状態にあるため、血管が細くなり危険
◎年末に多いリスク2:完璧主義でせっかちな人は
常にリラックスせずに、緊張状態が続くため、一日中血管が締まってしまう傾向にある
◎年末に多いリスク3:布団から急に出て、トイレが寒く感じると
急激な温度変化が起きるため血管が縮まる。最悪な場合、突然死の可能性も!
■血管のリスクを防ぐ!冬の朝の習慣
急に布団から出ずに、つま先を上下に10回動かす!
⇒ ふくらはぎの筋肉が動き、全身の血流が良好に!
コレステロールの新常識というのが、この2~3年で非常に多く出てきているので、このコレ ステロールの新常識を知ることで、血管を若く保ち、突然死の予防になる。
血管の新常識!悪玉コレステロールを超える!!
血管老化の真犯人!「超悪玉コレステロール」を防げ!
「血管年齢検査」とは、
両手足の血圧などから、動脈硬化など血管の老化度を測定するもの
必ずしも、血管のために運動する必要はないですが、身体活動を活発に!
炊事、洗濯、いろいろなところで、体を動かすことが大事だそうです。
■超悪玉コレステロールとは?
悪玉コレステロール自体では、それほどすぐには体に害を及ぼすものではないが、しかしこの 悪玉コレステロールが酸化されたとき、これが『超悪玉』になって危険なのだそうです。
超悪玉コレステロールとは、悪玉コレステロールと活性酸素が結びついたもので、コレステ ロールが、血管の壁に溜まってしまったプラーク。これが冠動脈にあると、心筋梗塞を起こし やすくなる非常に危険なサインだそうです。
■『超悪玉コレステロール』を減らすには?
≪ポイントは2つ≫
【超悪玉コレステロール改善法1】
◎まず、悪玉コレステロールを減らす!その改善のコツは?
運動(特に有酸素運動)というのは、善玉コレステロールを増やしますが、悪玉コレステロー ルを運動で減らすことは殆ど期待できないのだそうです。
善玉コレステロールは、
悪玉コレステロールを減らす働き。善玉コレステロールが少ない人は、有酸素運動を!
悪玉コレステロールが増えるかは『食生活』
食べる速度が早いと、胃袋から脳に満腹のサインを出すのが遅れ、つい、食べ過ぎてしまう。 悪玉コレステロールを減らすのは、何といっても食事からなので、一日のカロリーの摂取量を 減らして、摂り過ぎないようにすること。
食事を食べ過ぎると、肝臓が悪玉コレステロールを大量に作ってしまうので、ゆっくり噛んで 食べ、摂取カロリーを減らすのも悪玉コレステロールを減らす改善法。
【超悪玉コレステロール改善法2】
活性酸素によって酸化されるので、活性酸素の出るようなことをしない。活性酸素を減らす工 夫をする。
■では、活性酸素を減らすとは、どういうことでしょうか?
悪玉コレステロールを、超悪玉コレステロールに変身させてしまうのは、体内にある活性酸 素。この活性酸素は、体を錆びさせる物質で、増える原因は、喫煙、過度のアルコール、紫外 線、ストレス、食品添加物、排気ガスなどで体の中に作り出されてしまいます。
これらの原因を抑え、活性酸素を減らせば、悪玉コレステロールが「超悪玉コレステロール」 に変身するのを防げるというわけです。
他にも気を付けたいのが、口から入る酸化した「油」。油は空気中に置いておくだけで酸化し ます。
・油の使い回し ・何度も温め直す
・古くなったバターやマヨネーズなど、油の酸化に要注意
酸化した油は、超悪玉コレステロールを増やす一因になってしまうので、料理は健康面でも出 来立てに限る。
■悪玉コレステロールを減らす方法
◎食べ過ぎずにゆっくり食べることで、カロリー摂取量を制限すること!
◎食事の時、野菜を一番先に食べることで、カロリー摂取を抑制できる!
超悪玉コレステロールを減らすために!
悪玉コレステロールが超悪玉コレステロールに変化した時が危ないですから、まずはそうしな いことが大事。コレステロールを減らすには『腹八分目』
血管の新常識!
超悪玉コレステロールを減らす効果的な食材が『玉ねぎ』
超悪玉コレステロールを減らす効果がアップする玉ねぎの食べ方とは、レンジでチン
15秒です!!
玉ねぎを切って目に染みる「含硫アミノ酸」という成分が、血液をサラサラにする効果がある といわれ、さらにその成分は、活性酸素を減らすというデータも出ているそうです。
そもそも、玉ねぎを切ると、どうして目に染みるのでしょうか?
それは、玉ねぎが自分の身を守る物質(含硫アミノ酸)を出しているからといわれていて、も ともと、玉ねぎの細胞の中に存在する2つの成分が、鳥などの外敵に食べられ、細胞が破壊さ れると、混ざり合って化学反応を起こし、目に染みる成分が発生する。つまり、玉ねぎは切る ことで目に染みる成分、含硫アミノ酸が生まれるのだそうです。
含硫アミノ酸が活性酸素を減らしてくれれば、悪玉コレステロールが超悪玉コレステロールに 変身することも減る。そんな玉ねぎパワーを引き出す意外なコツが、
“切って30分~1時間放置すると、含硫アミノ酸は一番増える”
切ってすぐ使わず、調理前に30分~1時間、放置するだけで、含硫アミノ酸はぐんぐん増 加。でも、放置時間を短縮したい場合には、電子レンジで15秒温めるだけで、同じ効果が得 られる。『レンチン玉ねぎ』
適量は、一日1個。サラダ、豚肉炒め、ロールキャベツなど、普通の料理に使ってもOK!
レンチン玉ねぎで、超悪玉コレステロールを予防!
レンチン玉ねぎ15秒の一手間で、家族の血管を守りましょう!
さらに、レンチン玉ねぎを、パワーアップさせる魔法の調味料が!
美味しくて健康になる㊙調味料とは、「お酢」。特に「ポン酢」がオススメ!
レンジで15秒温めた玉ねぎ+お酢の組み合わせ
⇒ お酢が体の中に入って作られる成分が、血管を緩ませる作用がある。
⇒ お酢の血管緩ませ効果と、玉ねぎのサラサラ効果で、血管若返りの最強コンビに!!
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